交差点における交通事故は過失割合が難しい

交差点

自動車保険と交通事故

最近はニュースで高齢者の交通事故が報じられることが多いですが、高齢者に限らず誰でも起こす確率はあります。どんなに安全運転をしていても物を壊したり人を傷つけてしまう状況になることは必ず起こります。
交通事故を起こしてしまいますと自動車保険を使うことになりますが、最近は保険のシステムが変更しまして保険を使ってしまうと保険料がとても高くなるようになっています。

自動車保険の保険料は等級制度で決まるようになっているのですが、等級が上がるほど保険料が安くなるシステムになっています。そして、等級は事故の有無によって上がったり下がったりします。しかも、システムの変更がありましたので事故を起こすことは保険料も高くなることを意味します。ですから、できるだけ保険は使わないようにするのが保険料を安くするコツです。

保険に入っていながら「保険を使わないようにする」のでは割に合わないように思えますが、トータルで考えたときに場合によっては自分で負担したほうが安く済むことがあります。例えば、保険を使いますと等級が3段階下がりますが、等級は1年ごとに更新しますので、元の等級に戻るのに3年間かかることになります。つまり、一度保険を使ってしまいますと3年間高い保険料を支払わなければいけないことになります。その金額と実際の負担額を比べたときに負担額のほうが安いときは保険を使わないという選択をしたほうが得になるわけです。

過失割合の考え方

このような制度がある中で大切になってくるのが過失割合です。過失割合とは自分と相手方がぶつかったときの責任の割合のことです。片方が停まっている状況でぶつかったのなら責任は一方だけにありますが、両方が動いている状況では責任の割合を決めるのは簡単ではありません。人間というのは誰しも「自分を正当化したい」という願望を抱いていますので意識するかしないかに関わらず「相手に責任がある」と思いがちです。
このように両方が動いている状況では過失の割合を決めるのは簡単ではありませんが、交差点のような車が曲がる場所では尚更に簡単ではありません。もちろん、人と車の場合は基本的に車に過失責任が多いのが普通ですが、車同士の場合は状況を正確に確認することが必要です。
このときに大切になってくるのが警察の検証です。よく街中で警察官が複数人で検証をしているところを見ることがありますが、あれは警察のお墨付きがついた状況を記録しているのです。のちのち過失割合を決めるときに警察のお墨付きはとても重要になりますのでどんなに小さな事故でも必ず警察に届けることが大切です。”